現在募集中の大規模修繕セミナー

特養の大規模修繕の機会は、ご入居者様の生活環境の安全性・快適性の維持・向上を図るだけでなく、職員の働きやすい環境を整えていくことや災害時対応強化、地域貢献活動の強化、省エネ化の推進など、施設経営課題の改善に向けた取り組みを併せて進めていくチャンスと考えます。

今回の研究会では、『省工ネ化・職員定着につなげる改修をめざして』と題し、特養の大規模修繕を円滑に安全に行うとともに、施設が直面している経営課題の解決・改善につなげていくためのポイントについてお話ししたいと考えています。

プログラム1　特別養護老人ホーム事業環境の動向

首都圏では今後、要介護高齢者の急増が予測されており、その受け皿となる特別養護老人ホームへの期待は日増しに高まっています。
国の進める「一億総活躍社会」の取り組みにおいても、特養をはじめとする 介護施設の整備充実が盛り込まれています。一方で、職員確保の国難さも苛烈を極めており、職員確保ができず稼働できないベッドがある状況です。また、社会福祉法人に対しては、さらなる財務の透明性の確保や、地域の 福祉課題解決にむけた積極的な取り組みが求められています。
今回は、こうした特別養護老人ホームを取り巻く事業環境の動向について お話ししたいと考えています。

プログラム2　特養大規模修繕を成功させる7つのポイント

私は、特別養護老人ホームを始めとする福祉施設の設計だけでなく、集合住宅や文教施設、スポーツ施設、工場など、様々な建物の設計、改修を手掛 けてまいりました。
特養の大規模修繕・改修は、特養の事業や建築、更には行政対応など、建築・設備のリ二ューアルだけでなく複合的な知識が必要な事業であると認識しております。また、365日24時間休むことなく稼働しているため 、“居ながら改修”が最大の課題と考えます。今回は、特養の大規模修繕・改修を円滑に、効果的に行うためのポイントについて、事例を踏まえながらお話ししたいと考えています。

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