建築・設備の現状より修繕の必要性について診断を行います。
診断結果として『建物診断レポート』を作成します。
大規模修繕の方針を決定します。
● 既存建物の図面、これまでの修繕・改修に係る図面等の資料の確認。
● 現状困っている点、今回の大規模修繕・改修への意向、将来的な施設運営・
事業展開の方向性など、法人様のご意向の整理。
● 現況調査、図面等資料、法人様のご意向を踏まえ、大規模修繕の方針
(実施内容、期間、予算等)を決定。
ここで決定した方針に基づきこれ以後の作業を行っていくものであり、非常に重要なプロセスとなります。
最終的に、大規模修繕・改修の
『基本計画書』として取りまとめます。
1.実施計画の策定
決定した大規模修繕の方針を実施するための『実施計画』を策定します。
● 計画作成にあたり、施設・設備、運営等
詳細な調査を実施します。
● 現状の図面が無い場合には、実測により
必要な図面を作成します。
● 具体的な修繕箇所・内容、工事スケジ
ュール、工事費用概算見積、資金計画等
を決定。
最終的に、大規模修繕・改修の
『実施設計図書』を取りまとめます。
2.補助申請
必要に応じて、地方公共団体等の補助金申請・協議を行います。
● 申請・協議にて必要となる資料を、実施計画のなかで検討・作成して
いくことになります。
● 補助金を受けない場合でも、大規模修繕にあたっては行政へ相談・
連絡を行う必要があります。実施計画はその際に必要となる説明用の資料
となります。
必要に応じて、補助申請書類の取りまとめを支援します。
3.工事施工者の選定
建築・設備等、実施内容に応じて工事施工者の選定・入札を支援します。
※地方公共団体より補助金を受ける場合には、補助の内示が降りるまでは工事施工者との契約はできません。
居ながら修繕・改修工事の実施。
● 工事開始後に初めて分かることも
あり、計画が修正になる場合も想
定されます。工事状況・運営状況
を確認しながら、修繕・改修工事
を実施します。
※地方公共団体より補助金を受け
る場合には、補助の内示が降りる
までは工事着工はできません。