よくあるご質問

特養修繕コンサルタントとは何ですか?

特別養護老人ホームの修繕・改修に必要とされる建物調査、計画策定、補助協議等支援、設計・監理等、総合的な支援を行うコンサルティングサービスです。
弊社では、40年以上にわたり高齢者福祉を中心とした設計・調査・研究活動を行ってまいりました。その中で培われた特別養護老人ホーム事業に係わる知識、設計・改修のノウハウを活かし、皆様の大規模修繕・改修を支援してまいります。

「修繕」と「改修」の違いは何ですか?

「修繕」は施設機能の原状回復を目的とするもの、「改修」は性能の向上や機能の変更を目的とするものと考えています。

大規模修繕を行う時期はいつごろですか?

設備機器や屋上防水の更新サイクルを考慮し、竣工後15年目前後と30年目前後が一般的と考えます。

大規模修繕はどのようなことをするのでしょうか?

大規模修繕の主な内容としては、屋根等の防水工事、外壁の補修・洗浄、設備更新(電気・ガス、給排水、給湯、空調、照明、厨房等)、内装改修(床、壁、天井)が一般的です。

大規模修繕のメリットは何ですか?

建物は、適切な時期に適切な修繕を行うことで、長寿命化を図ることが可能です。
施工内容にもよりますが、ご入居者様の快適さの向上、職員の働きやすさの向上が期待されます。これらは入居者獲得、職員獲得につながるものと考えます。
また、高効率な設備機器への更新はランニングコストの低減が期待されます。
ランニングコストの低減は、経営の安定化だけでなく、災害時対応強化や将来の大規模改修に向けた予算確保にも繋がるものと考えます。

大規模修繕の難しさは何ですか?

24時間365日稼働している特別養護老人ホームの大規模修繕・改修を行う上で『居ながら改修』は大きな課題と考えます。ご入居者様・職員の方々の安全な生活を確保しながら、工事を進めていくことが肝要です。なかでもご入居者様の一時的な移り住み先の確保は、工事期間・工事費用を左右する大きな要因となります。施設状況だけでなく、周辺状況や施設展開の可能性も含め、将来展望も含め検討していくことが求められます。

限られた予算の中で何を優先すべきなのでしょうか?

まずは現状施設運営に支障のある建物・設備の修繕、次いで施設運営上の課題解決にむけた改修と考えます。
ランニングコストの低減、災害時対応の強化、居住環境の向上、働きやすさの向上、地域貢献のための機能整備など様々な課題解決に向けた取り組みが想定されます。各施設の置かれた状況、事業の方向性を踏まえながら、現在だけでなく長期的な視点で、計画的に取り組まれることをお勧めいたします。

大規模修繕に対する行政の補助金制度はありますか?

都道府県や中核都市では、新規施設整備と同様に、特別養護老人ホームの大規模修繕に対して補助制度を設けている場合があります。補助の対象や内容、補助額については、地方公共団体ごとに異なります。
詳しくは[補助金について(地方公共団体による補助制度)]をご参照ください。

大規模修繕の流れを教えてください

建物診断から始まり、基本計画策定、実施計画策定(設計、行政への補助申請・協議、工事施工者の選定)、工事実施~完了となります。
詳しくは[大規模修繕業務の流れ]をご参照ください。

新規施設整備の相談も可能ですか?

ぜひご相談ください。弊社では、40年以上にわたって高齢者・障害者を中心とした福祉施設・住まい等の設計・調査・研究・コンサルティングを行ってまいりました。これまでに蓄積したノウハウを活用し、新規施設整備についても支援してまいります。


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